RYT200は、オンラインで海外のスクールから受講できます。ただし、オンライン講座を修了しただけで自動的にRYT200になるわけではありません。Yoga Allianceに登録されたRYS 200(200時間のヨガスクール)で、登録条件を満たす講座を修了する必要があります。
RYT200をオンラインで海外受講する主な方法
日本にいながら、海外のRYS 200が実施するオンライン講座を受講する形が一般的です。講義や実技を、ライブ配信、録画教材、課題提出などで進めます。
海外受講には、次の2つの意味があります。
| 受講方法 | 内容 | 確認する点 |
|---|---|---|
| 海外スクールのオンライン講座を日本から受講 | 渡航せず、海外のスクールが提供する講座に参加する | 配信時間、使用言語、オンラインでの実技指導 |
| 海外へ渡航して受講 | 現地のスクールで対面講座を受ける | 開催地、滞在期間、ビザ、宿泊費、対面講座の条件 |
「オンラインで海外受講できるか」という点では、海外スクールのオンライン講座を日本から受けることは可能です。ただし、講座ごとにYoga Allianceへの登録対象となるか、授業の実施方法が異なります。
オンライン修了でRYT200に登録できる条件
修了証の名前だけで判断せず、その講座がRYS 200として登録されているかを確認することが重要です。RYTは、Yoga Allianceに登録したヨガティーチャーの資格区分であり、講座の宣伝文句ではありません。
申込み前に、次の点を確認してください。
- スクールがYoga AllianceのRYS 200として登録されているか
- 受講するコースが、RYS 200の200時間講座に該当するか
- オンライン受講がコース全体の正式な受講方法として認められているか
- ライブ授業、録画視聴、課題、実技評価の扱いが明記されているか
- 修了後に発行される証明書を使って、RYT200の登録手続きができるか
- Yoga Allianceへの登録申請や登録料が、受講料に含まれるか
登録状況や現在の基準は変更される可能性があるため、申込み前にYoga Alliance公式サイトとスクールの登録情報を照合しましょう。スクールのサイトに「RYT200対応」「国際資格」と書かれていても、それだけでYoga Allianceへの登録が保証されるとは限りません。
海外オンライン講座を選ぶときの確認項目
授業の言語とサポート
海外講座では、英語など日本語以外の言語で授業が行われることがあります。授業の説明だけでなく、課題、テスト、実技指導、修了手続きの言語も確認してください。
日本語字幕や翻訳資料があっても、講師への質問や課題提出は英語という場合があります。「日本語対応」の範囲を、申込み前に具体的に確認すると安心です。
時差とライブ授業の時間
海外スクールでは、ライブ授業が日本時間の深夜や早朝になることがあります。録画視聴だけで完了できるのか、ライブ参加が必須なのかで、受講のしやすさは大きく変わります。
確認するときは、スクールの現地時間ではなく、開催日時を日本時間に換算してください。サマータイムを採用している地域では、時期によって日本との時差が変わる場合もあります。
実技指導と評価の方法
RYT200の学習では、ポーズの知識だけでなく、指導方法、クラス構成、声かけ、実際の指導練習なども学びます。オンライン講座でも、受講者が実技を行い、講師からフィードバックを受けられるか確認しましょう。
録画教材を見るだけで、実技提出や講師の評価がない講座は、RYT200登録の対象条件を満たすか判断できません。実技試験や模擬レッスンの有無も、申込み前に確認が必要です。
料金に含まれる範囲
海外講座の表示料金に、次の費用が含まれるとは限りません。
- 教材費や試験費
- 修了証の発行費
- Yoga Allianceへの登録料
- 登録更新に関する費用
- 銀行振込手数料や決済手数料
- 為替レートによる支払額の変動
日本円での実際の支払額は、外貨の表示料金、決済日の為替レート、カード会社などの手数料によって変わります。スクールが示す受講料だけで、最終的な総額を判断しないようにしましょう。
海外オンライン受講のメリットと注意点
| 項目 | メリット | 注意点 |
|---|---|---|
| 場所 | 渡航せずに海外講師の講座を受けられる | インターネット環境と受講場所が必要 |
| 講師・内容 | 海外の流派や講師から学べる場合がある | 授業内容と指導レベルはスクールごとに異なる |
| 時間 | 録画教材があれば自分の時間に学べる | ライブ授業や課題の締切がある場合がある |
| 費用 | 渡航費や宿泊費を抑えられる可能性がある | 為替、決済手数料、登録費などが別にかかることがある |
| 言語 | 外国語で専門的に学べる | 質問や実技指導を外国語で行う必要がある場合がある |
海外講座が向いているのは、外国語での受講に対応でき、時差のあるライブ授業にも参加できる人です。反対に、日本語で細かく質問したい人や、対面で実技を見てもらいたい人は、日本国内の対面講座や日本語対応のオンライン講座も比較するとよいでしょう。
申込み前に確認する手順
- スクール名をYoga Allianceの登録情報で確認する。スクールがRYS 200として登録されているか、受講予定のスクール名と一致しているかを確認します。
- オンライン講座の実施条件を読む。ライブ授業の割合、録画視聴の扱い、出席条件、課題、実技評価を確認します。
- 修了後の登録方法を確認する。どの証明書が発行され、修了後に自分でどの手続きを行うのかを確認します。
- 費用と返金条件を確認する。受講料、教材費、登録料、決済手数料、キャンセルや休学の条件を確認します。
- 日本時間で受講できるか計算する。ライブ授業の日程を日本時間に直し、仕事や生活と両立できるか確認します。
- 不明点を申込み前にスクールへ質問する。特に「このオンラインコースの修了後、RYT200の登録手続きができるか」を書面で確認します。
スクールへの質問では、「RYT200が取れますか」だけでなく、「Yoga AllianceのRYS 200として登録された、どのコースを修了する必要がありますか」と聞くと、講座の対象範囲を確認しやすくなります。
海外オンライン受講でよくある間違い
「200時間のヨガ講座」と「RYT200の登録対象講座」は同じではありません。200時間という時間数だけでは、Yoga Allianceの登録条件を満たすか判断できません。
また、海外講師が担当していることや、国際的な修了証が発行されることも、RYT200登録の根拠にはなりません。登録対象かどうかは、スクールの登録状況、コースの条件、修了後の手続きを個別に確認してください。
なお、RYT200は講師として働くための就労ビザや、日本の国家資格を意味するものではありません。日本でヨガを教える場合に必要な契約、施設の条件、保険、税務上の手続きなどは、RYT200とは別に確認が必要です。
RYT200はオンラインで海外受講できる?
海外スクールのオンライン講座を日本から受講することは可能です。ただし、RYT200として登録するには、Yoga AllianceのRYS 200に該当する講座であることと、スクールが定める修了条件を満たすことが必要です。
最初に行うことは、候補スクールのRYS 200登録状況、オンライン授業の条件、修了後のRYT登録手続きを確認することです。料金や「国際資格」という表示だけで決めず、登録対象と受講条件が明記されている講座を選びましょう。







